本読んで寝る読んだ本のあらすじと感想をつづっています。面白い本を探す手がかりになれば、うれしいです。日曜・木曜 更新。 

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「BAR追分」伊吹有喜

  > 2015/12/10 (木)  カテゴリー: 日本文学

≪あらすじ≫

新宿三丁目の交差点近く――
かつて新宿追分と呼ばれた街の「ねこみち横丁」の奥に、
その店はある。
そこは、道が左右に分かれる、まさに追分だ。
BAR追分。
昼は「バール追分」でコーヒーやカレーなどの定食を、
夜は「バー追分」で本格的なカクテルや、ハンバーグサンドなど
魅惑的なおつまみを供する。
人生の分岐点で、人々が立ち止まる場所。
昼は笑顔が可愛らしい女店主が、夜は白髪のバーテンダーがもてなす新店、
二つの名前と顔でいよいよオープン!
(裏表紙より)

--目次--
プロローグ
第1話 スープの時間
第2話 父の手土産
第3話 幸せのカレーライス
第4話 ボンボンショコラの唄

きっと今が人生の分岐点。
どちらに行こうと、追われるのではなく、自分の意思で選びたい。

(本文より)


≪感想≫

最近、スプラトゥーンにハマって空き時間をゲームにそそぎこんでしまい
本を読んでる時間が少なくなってしまいました。
スプラトゥーン面白いし、本も読みたいし。
Splatoon (スプラトゥーン)

「BAR追分」、心温まる本でした。
昼は"バール追分"で定食を出し、夜は"バー追分"でおいしいお酒を出す所。
訪れる人はそれぞれ人生の分岐点を迎え、お店のおいしいお酒やカレーライス、
思い出のサンドウィッチを食べ、常連客たちの言葉にはげまされたりします。
素敵という言葉がぴったりなお店。
連作短編で読みやすかったです。

amazonのリンクを貼ろうとしたら、私の手元にある本と
表紙が違うんです。
2015年7月18日に発行された本で、まだ数ヶ月しかたってないのに
もう表紙が変更されたのかな?
BAR追分 (ハルキ文庫 い 20-1) BAR追分 (ハルキ文庫 い 20-1)

◆装画/中島梨絵
 装幀/五十嵐徹(芦澤泰偉事務所)


≪気分別の分類≫ジーンとする本
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2015/12/10 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

「スクラップ・アンド・ビルド」羽田圭介

  > 2015/11/29 (日)  カテゴリー: 日本文学

≪あらすじ≫

「死にたい」と毎日のようにつぶやく祖父。
一緒に暮らす孫の健斗は、祖父の願いをかなえる手助けをしようと行動する。

祖父は苦痛や恐怖のない死を求めている。
孫としてそれを助けなければならない。

(本文より)


≪感想≫

第153回芥川賞で、ピースの又吉直樹さん「火花」とダブル受賞となった
羽田圭介さんの「スクラップ・アンド・ビルド」。
受賞会見で羽田圭介さんの目力と細マッチョに目が留まり、
デーモン小暮さんのメークをして発表を待つという映像を見て驚き、
その後、数々出演されたテレビを見て
ついに、どんな小説を書くんだろうかと興味がわき読んだ次第です。
特に「アウト×デラックス」でのアウトなトークが私の中で大きく、これ以降、
羽田圭介さんがテレビに出ているとついつい見てしまいます。

小説はいたって真面目で、「身体中が痛い」「死にたい」と
毎日のようにぼやく祖父と住む孫の健斗の話。
一緒に住む家族は祖父に対してあたりが強くなり、
たまにしか会う機会がない家族は甘やかす傾向に。
分かるなあと苦笑い。やさしさって難しい。

小説より、小説を書いた本人を見ているほうが好きかも。


◆表紙写真/広川泰士『BABEL ORDINNARY LANDSCAPES』より
 装丁/関口聖司

◆賞
第153回芥川賞受賞

◆関連記事
「第153回芥川賞、直木賞(平成27年上半期)決定」

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2015/11/29 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

「新・四字熟語」又吉直樹/文 田中象雨/字

  > 2015/11/05 (木)  カテゴリー: 日本文学

≪内容≫

お笑い芸人、ピースの又吉直樹が作り出した四字熟語120。
その新・四字熟語を書道家の田中象雨が書き表す。


≪感想≫

又吉直樹さんが考えた四字熟語とその意味が書いてあり、
場合によっては用例、対義語や類語などもありました。

どんなものがあったかというと…
【日常主演】普段の生活から、役者のように芝居がかっている人をさす。
【放屁和解】しょうもないことが、時には大きな何かを解決することもある。
【平凡普通】平凡であることを指摘されないほどの普通。

こんな感じで120載ってます。用例とかも面白かったです。
箸休めのように、ちょっとした合間にチビチビ読んでいました。

◆カバーデザイン/横須賀拓
 カバーフォト/引地信彦
 カバースタイリング/山口壮大

◆「本読んで寝る」で紹介した又吉直樹/書籍
「第2図書係補佐」
「新・四字熟語」
「東京百景」


≪気分別の分類≫楽しい本

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2015/11/05 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

「かわいい結婚」山内マリコ

  > 2015/09/10 (木)  カテゴリー: 日本文学

≪あらすじ≫

ちょっとブラックでコミカルな3つの短編集。

『かわいい結婚』
10年近く下着屋に勤め店長にまで昇りつめたひかりが
結婚を機にお義母さんの要望にこたえて専業主婦になった。
今まで実家暮らしで、母親に家のすべてを任せっきりだったため
家事ができない、やりたくない。

『悪夢じゃなかった?』
朝、起きたら女になっていた澤村裕司。
彼の母親に見つかり、家を追い出され町をさまよう。

『お嬢さんたち気をつけて』
大学の入学式から親友となったあや子とユリは、まるで双子のよう。
いつも一緒にいた2人だったが、卒業後、
地元で就職するあや子と東京へ行くユリと遠く離れることになった。

わたし、こんなに家事嫌いなのに。
向いてないのに。
それがわたしの任務だなんて。

(「かわいい結婚」より)


≪感想≫

クラシカルで不思議な表紙にひかれました。
そして、タイトルの「かわいい結婚」。「かわいい結婚」ってどんな結婚?

3つの短編集です。
文字大きめで行間広めなので読みやすい。

『かわいい結婚』
専業主婦になったものの、料理、洗濯、掃除などなど、
「やりたくない」とぼやくひかり。
そもそも、家事のやり方がわからない人だった。
私も結婚したらこうなりそうだなと共感することばかり。
いつか思う日が来るだろうか?「騙された!」と。
騙された言いつつ、なんだかんだ幸せそうに見えるひかりに好感が持てました。

『悪夢じゃなかった?』
起きたら男から女に性別が変わっていた話。
それは女性を卑下する傾向があった裕司に与えられた罰なのか、
心を入れかえるためのチャンスだったのか。

『お嬢さんたち気をつけて』
がっちり結びついて他を寄せつけないオーラがただよう親友の2人。
一緒に行動するうちにそっくりさんになりますが、大学卒業後は
地元と東京と別の道を歩きはじめ、
バリバリ働く者と恋愛に走る者に分かれます。
どちらも悩みはつきません。


≪気分別の分類≫恋する愛する本、楽しい本

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2015/09/10 | Comment (0) | Trackback (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

「火星の砂時計」すやまたけし

  > 2015/08/27 (木)  カテゴリー: 日本文学
火星の砂時計
すやま たけし
サンリオ

≪あらすじ≫

15編の短編集。

--目次--

『霧笛』
昔、マージが作った運河の一部を埋め立てて高速道路を通すことになった。

『彫金師と少年』
彫金師のグールトの家に、純金の板を6枚と下絵を持った少年が訪ねてきて
仕事の依頼をした。

『仮面師の弟子』
すばらしい仮面を作るハルムの弟子のセイジが、
とてつもなく大きなことをやらかした。

『一輪車の村』
ぼくは旅の途中に、不思議な村にたどり着いた。
一輪車に載って移動しなければならない村に。

『漁船の沈む日』
コージの祖父モリオが残した漁船を沈めることが決まった。

『ユラ山脈を救え!』
人工的に作られたユラ山脈が、嵐によって危機を迎えていた。

『砂の河』
青い砂の川近くの工場で働いているモーリー。たくさんの水があふれる
海を見たくて、砂の川からボートを漕ぎはじめた。

『火星の砂時計』
火星の赤い砂を使った砂時計を見つめるうち、少年は別の世界に
引き込まれていく気がした。

『スナザメ狩り』
グレンは自分の足を奪ったスナザメに、いつか復讐すると心に決めていた。

『奇機械怪報告書』
七千年前に滅びた幻の都市の遺跡が見つかった。その遺跡には
今でも働いているお掃除ロボットがいた。

『緑の心臓』
友人Wが奇妙な死に方をした。ことの始まりは原生林におおわれた山で
キャンプをしたことだった。

『ダミーM202』
衝突実験の自動車に乗っている4体のダミー人形。

『銀色の船』
廃墟になった工場や倉庫群。ある日、何かを作っている音が聞こえるようになった。

『一億年プール』
学校の夜のプールに1人で浮かんでいると、いつの間にかプールも校舎も消えて
海の中にいた。

『素顔同盟』
笑顔の仮面をつけるのが法令化された社会。
周りの人は当たり前のようにつけるが、少年は違和感を感じていた。

あとがき


≪感想≫

小学校か中学校の国語か道徳の教科書に載っていた物語を
急に思い出しました。
そんなに長い話ではなかったので、もしかしたらカットされてたのかも
と思ったら、ちゃんともう一度読みたくなりました。
だけど、タイトルが分からない。

覚えているのは…、
仮面をつけて生活するのが義務化された社会に疑問を感じる少年。
ある日、森で仮面を外している少女を目撃。
ラストは、少女の仮面が川に流されているのを少年が見つける。
挿絵もあって独特な雰囲気でした。

ネットで検索しまくり、タイトルが判明!
『素顔同盟』でした。
「火星の砂時計」に収録されていることも分かりました。

「火星の砂時計」は、15の短編集。
あとがきによると、「詩とメルヘン」誌に掲載された6編と、
未発表の9編を加えたものみたいです。
全部読むのに時間はあまりかかりませんでした。
どこか物悲しくて、私の頭の中ではセピア色で物語が進んでいきました。
1編につき1ページ、宇野亜喜良さんの挿絵付きで、すやまたけしさんの
物語の雰囲気にぴったり。
本のそでの部分に『まばゆい雲のように』というタイトルで
やなせ・たかしさんのコメントもありました。

お目当ての『素顔同盟』、再読できてよかったです。
どうやら教科書にはちゃんと全文載っていたようです。


≪気分別の分類≫物憂い本

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